藍の海 〜天草四郎物語〜

  • 2015.11.21 Saturday
  • 00:09
2016年の春に向けて新しい曲が生まれました。

天草・島原の乱の首謀者とされている天草四郎と島原の乱をテーマにした曲の依頼を受け、
上天草にあるサンタマリア館の浜崎館長にお話を伺いに行きました。



天草四郎は当時15歳とまだ若く、一揆をまとめる象徴的な存在だったのではないかというお話でした。

色々と島原の乱の経緯を丁寧に話していただいて、1つテーマとなる言葉をいただきました。

『御大切(おたいせつ)』

という言葉です。
戦国時代の当時、「愛」という言葉はまだありませんでした。

キリスト教的な「愛」という言葉は明治になってから、仏教教典の「愛欲」という言葉から作られた言葉だったと思います。

戦国時代の当時、キリスト教的な「愛」を「御大切(おたいせつ)」と訳していっていたそうです。

魂にとって「大切なもの」というキーワードと、上天草の海のイメージの「藍」という色、そして石牟礼道子さんの島原の乱の小説『アニマの鳥』を読み、曲が生まれました。

 
藍の海〜天草四郎物語〜
 
渚に腰をかけて アコウの木に問えば
その光る赤い実が教えてくれた 海の記憶
 
風そよぐ ゆたかな島
安らかに暮らす海人(あまびと)に
へきれきの苦しみが訪れた
 
原(はる)の城に集まりし
土より生まれいずる者たち
み空へ願いをかけ はらはらと舞いゆく

その哀しみは 涙の谷を生み
雨を呼び 河を流す
大切な人をなぐさめ
許しの光を運ぶ
海を照らせ
藍の海を
 
哀しみ晴れて 今見えるのは
この美しい 有明の海
空にかえった あの魂も
今 穏やかに見守っている
藍の愛の海
 
涙の谷を流れた河も
降りしきる雨の雫も
大切な 大切な 何かを手にして
海へとかえる
藍の愛の海へ



来年の春3月に天草にて発表する予定です。

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